VISAデビットカード?審査が甘い?いえ、無いんです。

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テレビでも大々的に広告されている、「VISAデビットカード」。実は、最近できたものではなく、昔からある仕組みなんです。それが、三井住友銀行や東京三菱UFJ銀行などが取り組んできて、銀行業界全体に広がったという、この仕組み。この記事では、VISAデビットカードの仕組みやメリットデメリット、当サイトが考えるオススメなVISAデビットカードを紹介していきたいと思います。

【VISAデビットの仕組み】

意外と、本ブログの読者さんなら知っている仕組みかもしれませんが、一言で言うと、審査無しで持てるクレジットカードですね。

なぜ、審査がないかというと、そのデビットカードと銀行口座が紐付いていて、使った瞬間に、銀行口座から使った金額が引き落ちます。逆を言えば、銀行口座以上のお金は使えないわけです。銀行口座に1000円入っていて、1万円の物をこのVISAデビットカードで買おうとした瞬間、認証エラーで買うことができません。

そのため、銀行口座を作れるくらいの信用があれば、このVISAデビットカードを持つことができます。借金ではないので、年収がどうだとか、個人信用情報機関がどうで審査がどうだとかってのはないのです。要するに、このVISAデビットカードは、借金ではなく、自分の口座のお金を便利に使うためのものです。

VISA デビットカードのメリット

では、このクレジットカードのようでクレジットカードではない、このVISAデビットカードのメリットを説明します。

いくら使ったかがすぐわかる

前述したとおり、口座からほぼ同時に使った金額が引き落ちますので、口座を見ればすぐ使った金額がわかります。クレジットカードのように、締め日があって、まとめて引き落ちるなどがないので、使いすぎるなんてこともありません。特に現在は各社スマホアプリなどですぐ口座を確認できるようにしていたりと、かなり力を入れているようです。使った瞬間メールを送るなど、使ったタイミングを利用者が把握できることもメリットですね。クレジットカードのヘビーユーザーだと、毎月何が引き落ちているか明細を確認しないうちに、解約を忘れていて毎月勝手に引き落とされていたりするサービスなどがあったりしますが、それに気づいたり…なんてこともありますね。

手数料がかからない

全て1回払いなので、手数料がかかりません。よくコンビニなどのATMで引き出す際に、ATM手数料などがかかりますが、VISAデビットカードで支払うと手数料がかからないので、口座からお金をわざわざ引き出す必要がありません。

審査がないからCICなどのクレジットカードの信用機関でブラックでも持てる

こちらも、銀行口座が作れないくらいのブラックな人は論外ですが、審査がないので、無職でも銀行口座が持てれば、VISAデビットカードを持つことができます。投資家さんなど、無職でも収入があってクレジットカードが作りづらい方にも好評のようです。使うときも、VISAデビットカードを出して、通常のカードを使うように、「1回で」と伝えて渡すこともでき、傍から見て、クレジットカードを使っているようにしか見えないってのも、一部の人には好評のようです。ただし、クレヒスはつきませんので注意が必要です。

VISAのマークのお店はかなりある

これは、あまり意識しないのですが、VISAが使える店舗数は、クレジットカードの様々なブランドがある中で最多です。JCBやAMEXなどは、一部使えなかったりするのですが、VISAカードが使えるお店ではほとんど使えるのがこのVISAデビットカードです。

VISAデビットカードのデメリット

ここまで、様々なメリットを説明してきましたが、クレジットカードと比べて、ちょっと使いづらいVISAデビットカードのデメリットな部分もあります。そちらを紹介します。

クレヒスが構築されない

当ブログで一番重要なポイントはここですね。クレジットカードとの大きな違い、どれだけ使ってもクレジットカードヒストリー(クレヒス)が構築されないこと。要するに、個人信用情報機関に登録もされないので、修行としても使えません。ずっとVISAデビットカードを使っていると、将来クレヒスがなくて、お目当てのクレジットカードが持てないなんて事態が発生するかもしれませんね。

還元率が低い

現在、クレジットカードを使うと大体、独自のポイントシステムがあり、1%や2%還元などが多いようですが、VISAデビットカードの還元率は、多くても1%、0.5%などが多いようですね。還元率という点では、クレカには劣ります。

携帯電話料金など月額定額支払では使えないことがある。

これは、実は、最初は使えることが多かったんですが、VISAデビットカード業界で事件があって、携帯電話各社が引き落としの日にVISAデビットカードを設定しているユーザーが口座にお金を用意してなかったために、残高不足で引き落とし不可というのが続発したんですね。そのため、携帯電話料金など、月額定額支払では、VISAデビットカードを設定できない会社が増えてきました。即時決済が基本のVISAデビットカードは、月額定額支払向いてなく、引き落としのタイミングに口座にお金があるかどうかは、ユーザーに委ねられてしまうため、登録不可としているところが結構あります。最近は、1度は登録でき、1度引き落とし不可になれば、そのカードは登録できなくなるなど、厳しいルールを課している場合が多いようです。

ガソリンスタンドや高速道路では使えないことがある。

ガソリンスタンドでは、ガソリンを入れた後に総額が判明する仕組みで、事前に金額の承認を得ることができないため、使えないことがあるそうです。残高が10000円以上あると最初の承認がとおるなど、銀行によって条件が違うところがあるようです。高速道路も後払い方式などで使えないことがあるそうですね。

VISA デビットカードを発行している銀行

現在、下記の31行でVISAデビットカードを発行しています。(2021/06現在)

池田泉州銀行 株式会社千葉銀行 北陸銀行 スルガ銀行
滋賀銀行 埼玉りそな銀行 楽天銀行 イオン銀行
三菱UFJ銀行 岩手銀行 常陽銀行 琉球銀行
愛知銀行 SMBC信託銀行 三井住友銀行 関西みらい銀行
広島銀行 山梨中央銀行 北海道銀行 ゆうちょ銀行
福井銀行 あおぞら銀行 西日本シティ銀行 北國銀行
りそな銀行 大光銀行 ソニー銀行 中京銀行
PayPay銀行 GMOあおぞらネット銀行 住信SBIネット銀行 住信SBIネット銀行
※https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/find-a-card/debit-cards-application.htmlより

VISAデビットカードの還元率

visaデビットカードの還元率は、平均すると0.5%。但し、特定のお店で還元率が高かったりというカードもあります。

中でも一番オトクなVISAデビットカードは、楽天銀行のVISAデビットカード。デビットカードの中では、最高還元率の常時1%!年会費も無料なので、とてもお得なデビットカードとなっています。

VISAデビットカードFAQ

VISAデビットカードはコンビニで使えますか?
クレジットカードが使えるコンビニではだいたい使えます。店員さんに、「デビットカード」でと伝えると、J-Debit(銀行のキャッシュカードがそのまま支払いに使える仕組み)と店員さんが勘違いして、決済方法のボタンを間違う可能性があるので、「VISAで」もしくは、「クレカで」と伝えるようにしましょう。
VISAデビットカードはCICなどクレヒスになりますか?
いいえ、VISAデビットカードは審査がない分、CICなど個人情報信用機関等使いませんので、クレヒスにはなりません。その分、銀行口座を持てる方であれば、安定した収入がなくても誰でも作ることができます。
VISAデビットカードはApple Payで使用できますか?
2021年6月現在、VISAデビットカードは、使用できません。今の所、JCBデビットのみです。
2021年5月11日から一部のVISAカードが登録できるようになりましたがまだ多くのカードでは登録ができません。5月11日現在、以下のVISAカードが登録できます。
アプラス
SMBCファイナンスサービス(旧セディナ)
NTTドコモ
エムアイカード
クレディセゾン
ジャックス
三井住友カード
楽天カード
Amazonでは、銀行のデビットカードは使えますか?
J-Debitであれば使えませんが、そうではなく、VISAデビットカードなどの国際ブランドデビットカードなら使えます。
ディズニーリゾートのパーク内ではVISAのデビットカードは使えますか?
場所でいうと、店舗型のショップなどでは利用できますが、光るグッズやポップコーン以外のフードワゴンでは使用できません。商品でいうと、切手やフードバウチャーなどは、購入できません。